シャープ「プラズマクラスターイオン発生機IG-DX100」 レイアウトフリーで個室やクローゼットにピッタリ! [生活]

プラズマクラスターイオン。シャープ独自のイオン技術で、このイオンの放出機能を搭載した空気清浄機や加湿器、エアコンが続々と登場している。

 今では家電だけでなく、電車や映画館などにも導入されているので、そういう場所でプラズマクラスターイオンのロゴを見たことのある人も多いと思う。イオンの消臭や除菌効果の体感には個人差があるというが、筆者の場合は消臭に加えて、花粉症シーズンに症状がひどくならない効果を実感している。

 このブログレビューでもプラズマクラスターイオン発生器搭載製品をいくつか紹介してきたが、今回は3カ月ほど使い続けているシャープの「プラズマクラスターイオン発生機IG-DX100」を紹介しよう。
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パソコンみたいなビジュアル
 これまでプラズマクラスターイオン発生機「G-A100」を使用していたが、そのタワー型に対して「IG-DX100」はボックス型となっている。後述するが、この変更は縦にも横にも配置できるレイアウトフリーを採用したため。見た目としてはスリム型パソコンのようで、前後に吸気スリットを備え、頂部から取り込んだ空気にプラズマクラスターイオンを加えて排出するといった仕組みになっている。

 IG-DX100の本体サイズは、120×270×270mm(幅×奥行き×高さ)、重量約1.8kgで、邪魔になりにくい配慮がなされている。電源ケーブルの長さは約1.8m。適応床面積は約6畳で、寝室だけでなく、クローゼットやトイレにも配置できるため、G-A100よりも設置の自由度が上がった。なおカラーは筆者が購入したブラックのほか、ピンクとホワイトがある。


 放出されるプラズマクラスターは、現時点で最高濃度となる「プラズマクラスター25000」。1立方cm当たり25,000個のイオンを放出する。プラスマクラスターの効果は、すでにご存じの方も多いと思うが、浮遊アレル物質の作用抑制、浮遊カビ菌の除菌、付着カビ菌の増殖抑制、浮遊菌の作用抑制、浮遊ウィルスの作用抑制、付着臭の分解・除去、静電気の発生抑制、美肌効果が挙げられる。筆者の場合は、花粉症への効果も体感している。

 小生は重度の花粉症で、あまり薬を飲めない体質もあって、3月から4月にかけては室内にいても苦しむくらいなのだが、今年はIG-DX100のおかげで、室内にいる限りは、とても平和だった。

■ 置き方や使い方を試してみる

 置き方は縦置きと横置きの2通り。ルーパーで送風方向を変えられるため、床や机の下にも設置できる。ただし、我が家の6畳間の卓上にはちょっと難があった。作業用のデジタル製品や資料が散乱しているためで、キレイな卓上ならば問題ないと思われる。
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 お出かけ中には、キッチンやトイレに設置し、フルパワーで駆動させて消臭している。多くの人が感じていると思うが、プラズマクラスター発生器の消臭性能は高く、帰宅するとそれがよくわかる。
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 プラズマクラスターの付着臭の分解・除去は、カーペットのみならず、衣類にも効果的だ。男児たるもの30代に入ると気になる加齢臭。それは気がつくと衣類に付着しているし、なかなか匂いが取れない。また焼肉など匂いが衣類に付着しやすい食事の後でも、やはり本製品の効果は抜群だった。

■ 前後・左右自在ルーパーで狙った場所に送風

 レイアウトフリーに対応するべく、ルーパーの送風方向の調整幅も大きくなっている。本体を縦に置いた場合で説明すると、左右の切替ルーパーを送風方向を調整、前後には本体頂部にあるふたつのスライダーで……といった具合だ。

 合計4つのルーパーがあり、前後左右に送風したり、特定方向のみに送風したりできる。縦置き・横置きに対応するため、卓上であれば人に当たるように、床に横置きであればカーペットなどに当てるといった用途ができるなど、部屋に合わせた使い方ができるのがうれしい。

■ ちょっと気になる送風音

 消費電力は、風量「弱」時で3W、風量「標準」で6W、風量「フルパワー」で12Wと低消費電力設計で、最大でも24時間あたりの電気代は6.3円以内に収まる。騒音はカタログスペックでは、風量「弱」時で26dB、風量「標準」で39dB、風量「フルパワー」で44dB。

 小生宅の6畳間の環境では、本製品との距離が近いこともあり、やや音が気になりやすいため、なるべく遠ざけて設置している。テレビのボリュームを抑え、距離を1.5m離れた状態で、風量「標準」にすると、送風音がホワイトノイズ的に音が聞こえてくる。

 また机の上に置く場合は、距離が近いこともあるので風量「弱」で十分。寝るときはもちろん風量「弱」で決まりだろう。風量「弱」はとても静かで、寝ようとしたときに気にならないレベルだ。

 風量「フルパワー」は、騒音値からもわかる通り、うるさい。ヘッドフォンをしながら作業の場合は大丈夫だが、そうでない場合はお出かけ前にカーペットに対してフルパワーで送風するといった使い方や、キッチンやトイレの除菌・消臭目的といった使い方がオススメだ。

■ お掃除は定期的にしっかりと
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 本体上部には、フィルターのお手入れを促すLEDがあり、約720時間、1日24時間駆動させたとして、約2カ月で点灯する。フィルターは底部から取り出し可能で、床近くに置いている場合はけっこうな量のホコリが溜まっている。フィルター清掃は水洗いして、日陰で乾かす。

 ユニットの清掃は1日24時間動かしたとして、6カ月に1度と説明書にある。マメにお掃除しているお部屋ならばその通りでいいが、ずぼらであったり、喫煙環境にある場合は、3カ月サイクルがよさそうだ。ユニットの清掃には専用のブラシがユニットカバー内にあるため、それを利用して細部までキレイにする。送風ユニットは直接清掃できないが、フィルターのおかげで3カ月ほどしてもとくにホコリが目立つようなことはなかった。ルーパーは意外とホコリが付着しているので、フィルター清掃に合わせて、ハンドモップなどで清掃するといいだろう。

 ユニットの交換は2年に一度が推奨されている。1日24時間駆動させて、約17,500時間(約2年)経過すると、ユニット交換ランプが点灯して知らせる。ユニットの希望小売価格は5,300円だ。

また、さらに通算駆動時間が約19,000時間(約2年2カ月)経過すると、ユニット交換するまで本製品が動かなくなるようになっている。2年間、毎日毎晩一年中動かし続ける前提なので、ユニットを交換するか、おそらく登場しているであろう新製品を購入するかは迷うところだ。小生はそのときのおサイフとの相談ということにしている。

■ お手頃価格で導入にチャンス

 IG-DX100は、2011年6月に登場した製品で、もうすぐ1年を迎える。順当にいけばそろそろ新製品という時期だが、6畳間など狭いお部屋での運用であれば、新製品でなくても十分に効果的だし、価格もこなれてきているため、入手しやすい。室内の匂いが気になったり、花粉症やハウスダストに悩まされていたりする人にもオススメ。おうちに帰ってきたら、お部屋の空気が綺麗な状況を体験してもらいたい。

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