ソニー ステレオヘッドホン MDR-MA900  音楽を快適・高音質で楽しむための最上級ヘッドホン! [オーディオ]

ソニーのステレオヘッドホンの最上位モデルの『MDR-MA900』をご紹介します。
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オープンエア型といわれる方式のヘッドホン。普通の方が想像されるヘッドホンは、密閉型と呼ばれるものです。どこが違うのかといえば、密閉型は音を出す振動板がハウジングに密閉されています。しかし、オープンエア型では、振動板の後方が開放されています。音がこもりにくいので、伸びやかな高音が特徴ですが、その反面、低音は比較的出にくいとされています。また、音漏れがするというデメリットもあります。

では、さっそく取り付けてみたいと思います。まず驚いたのが、手に持った重さ。想像以上に軽いです。いざ、装着してみると、軽さと併せて、ソフト素材のヘッドバンドがフレキシブルに動いて頭にふんわりとフィットするため、着けているのを忘れてしまいそうになるくらい心地よく頭に納まります。

さらに、ユニットの角度を、耳の形状に合わせる「フレキシブルイヤーフィットメカニズム」を搭載しています。耳の形に合うようにユニットが動き、ヘッドフォンを外すと、またユニットが定位置に戻るようになっています。

耳の形は人によって大きく異なりますが、これならどんな人も違和感を感じることなく利用できるのではないでしょうか。
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そして、ドライバーのユニットは70mmと大口径! 普通、ドライバーユニットは50mmを超えれば大口径といわれますが、70mmは超大口径。基本的にドライバーユニットは口径が大きくなればなるほど、低音が出やすくなります。この大きさのドライバーを採用することで、低音が出にくいというオープンエア型の弱点を補っているんですね。

実際に試聴してみました。

最初に聞いてわかるのは、音場が広いこと。音が耳の外に広がっていきます。通常のヘッドホンの場合には、頭内定位とよばれ、頭の中でそれぞれの楽器の位置ができあがるのですが、『MDR-MA900』では、外側に広がっていきます。

音質については、オープンエアだから高音が伸びやかだろうな? なんて想像をしていました。でも、伸びやかさもあるのですが意外にも音が重く、しっかりとしていて、それぞれの音が実感をともなって感じられます。シンバルなども、いかにもシンバルを叩いているような質感のある高音が楽しめます。従来のオープンエアとは、一線を画する音作りをしていました。

さすがに”重低音”とまではいかないのですが、とても上品に低音を聞かせてくれます。音の解像感もバッチリで、細かい音まで逃さず聞かせてくれます。重低音よりも音をしっかり楽しみたいという人に向いているのではないでしょうか。

音漏れについても、電車の中で隣の人が気にするかもしれませんが、家庭ならまず、家族が気にすることはないでしょう。「ちょっと鳴ってるかな」ってくらいです。

音楽を上品に、軽やかに、長時間聴くということなら、かなりおススメの商品です。

SONY ステレオヘッドホン MA900 MDR-MA900

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